どうも
かけるま です
コンクリート技士の資格を取得しようと考えている方に向けて、実際に私が一発合格した勉強法をお伝えします。
現場監督、のちに建築設計をしている私はコンクリートの知識がほぼ無いに等しかったですが、
会社で必要なので何人か受けなさいと言うことで、「どうせ受けるならガッと短期集中して取ってしまおう」と思い挑戦しました。
業務に必要な資格はさっさと取ってしまうに限ります。
仕事もしながら勉強をしなければならず、何回も受験するほど自分の自由に使える時間がどんどん無くなるので一気に集中してやっつけちゃいましょう!
私が使用した参考書も紹介します。
では、行ってみましょう!
コンクリート技士とは?
コンクリート専門の資格になります。
日本コンクリート工学会が行うコンクリート技士試験に合格すると取得できます。
コンクリートを扱う業者でコンクリートを実務に使用する方は必須となる資格になってくるでしょう。
もう一つ上位の資格にコンクリート主任技士がありますが、難しいと聞きます。
私は業務には必要がないので受験しておりません。
試験情報
試験の基本的な情報です。
私が受験した2020年時の情報になりますが、大体同じような時期になるかと思います。
- 日程
- 試験形式
- 受験料
- 試験難易度
日程
この辺りはその年その年に公式のHPで発表される内容を確認して頂く方が確実かと思いますが、ある程度の時期の目安として参考にしてください。
願書
提出期間は8月3日~9月7日の約1ヵ月間でした。願書の販売期間は願書提出1ヵ月前の7月1日からになっていました。
なお、願書購入は郵便での購入のみになります。
試験日
11月29日(日)
午後13:30~15:30
2020年はコロナによって試験時間が変更になっておりました。
今までは16:00までのところ、30分短縮されていました。
合格発表
合否に関わらず受験者本人に通知が郵送で届きます。
通知の時期は翌年の1月中旬となっています。
試験形式
四肢択一式(36問)、つまり4択問題のみですね。
以前までは、四肢択一式と〇×問題がありました。
コロナによって試験時間が短縮したので、その分〇×問題がなくなったということになります。
ただ、2021年はどうなるか分からないので、公式のHPの発表を確認してくことが確実です。
受験料
コンクリート技士の受験料は8,800円(税込み)です。
試験難易度
過去5年間の全体の合格率は以下のようになっています。
2020年 30.7%
2019年 29.5%
2018年 29.6%
2017年 28.5%
2016年 28.9%
受験者数の一番多い東京では
2020年 35.4%
2019年 33.1%
2018年 32.8%
2017年 32.0%
2016年 31.7%
となっており、全国よりも合格率が高めとなっています。
全国平均では合格率が30%を切るということで、そこそこ難易度が高く見えますね。
ただ、この中には
「会社で受けてこいって言われたから仕方なく受けるねん」
みたいに勉強せずに受験する方も多くいると考えらるので、
実際には勉強すれば合格率はグッと上がると睨んでいます。
毎年大体7割の点数が取れれば合格できると言われています。
受験者の多くはコンクリートに関わる仕事をしている方が多いと思います。
なので、基本的な知識はすでに持っているので、少し勉強すれば7割の点数なら取れると思います。
そこで短期集中で勉強!ということです。
勉強方法
ここから勉強方法です。
とにかく過去問を解く。という方法を取りました。
「やっぱりそれかー」という声が聞こえてきそうです。
そうです!これが一番効率がいいと考えています。
テキストを読んだところで、過去問題を解き始めても、問題の言葉や言い回しで混乱するからです。
今までテキスト読んだのに「ちょっと何言ってるか分からんなー」という状況に陥るのが見えているのです。
これはカラーコーディネーター2級を受験した際にも実際に体験した状況です。
ここで、勉強をしていく上で注意するポイントがあります。
参考書を選ぶ際のポイント
過去問をまとめた参考書は多くあると思いますが、開設をしっかり書いてあるものを選ぶようにしましょう。
四肢択一問題で、正解は③で理由は「何たらかんたら」と、正解の部分だけ説明しているものは他の選択肢の知識がないがしろになるので、そのような参考書は選ばないようにしましょう。
4択すべての文章について解説が書いているものを必ず購入するようにしてください。
正解の選択肢以外の内容もそこで覚えてしまおうという魂胆です。
1問で4つの知識が得られて一石二鳥どころか一石四鳥です(笑)
同じような内容のことも書かれている場合もありますが、そこは飛ばさずによく読むようにします。知識が定着するチャンスです。
勉強をする際のポイント
初めはチンプンカンプンでも過去問を解いて、解説を熟読します。
過去問1週目はとにかく解説重視で読み込むという感じになります。
1週目で解けない問題はページを折って目印をつけておきます。
解けた問題には目印は付けずに進めていきます。
そして、2週目はページを折って目印を付けた部分のみ解いていき解説を読みます。
地味ですがこれが一番効率がいい勉強方法だと思います。
使用した参考書
私が使用した参考書は
コンクリート技士 試験問題と解説 ー付・「試験概要」と「傾向と対策」ー
です。
これは先ほど紹介した、4択すべての解説が丁寧に書かれている参考書になるので、すごくお勧めです。
まとめ
資格試験でよく聞く「過去問を解きましょう」は理にかなっているということです。
とにかく過去問を解いて満足ではなく、解説をよく読むということで、知識の定着をしていくことが大切です。
効率よく勉強すれば、1ヵ月間集中するだけで合格できる試験なので、あきらめず頑張っていきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
少しでも参考になればうれしいです。
ほな、また!
コメント